宇都宮美術館

20世紀以降の美術とデザインが集まる 自然豊かな美しい美術館

　宇都宮市の北部に広がる26㌶の森の中にある宇都宮美術館。市制100周年を記念して開館した美術館です。20世紀以降の美術とデザインに焦点を当て、年間3回展示替えを行う「コレクション展」と年間４本程度の「企画展」で国内外の優れた作品や、様々な美術とデザインの動向を紹介しています。
周囲に広がる「うつのみや文化の森」は里山であった頃の姿を残しながら、３点の屋外彫刻を備えており、アートを感じながら四季折々の風景を楽しむことができます。ここでは美術に関するワークショップや自然観察会なども開かれています。
　「コレクション展」では、ルネ・マグリットやマルク・シャガール、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなどの20世紀を代表する巨匠や、明治期から現在に至る日本の美術を象徴する作品を鑑賞することができます。
　「企画展」では、２０２４年3月10日（日）から5月12日（日）まで、スイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家、イヴ・ネッツハマーの個展が開かれます。日本で最初の個展となる本展は、これまでの代表的な映像作品とともに、現地で制作する新作インスタレーションを披露します。単館開催につき、ここでしか見ることができません。
　宇都宮美術館で、自然とアートを体感する一日を過ごしてみてはいかがでしょうか？